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女性の生き方を追った本

サイトオーナーの読書記録です(・∀・)


Well Being Lifeにも通ずる本だと思いましたので、こちらでシェアさせていただきます。

本のあらすじと、私が感じたことなどつらつらと綴ってみましたので←

お時間のある方、ぜひ読んでみてください。



“食べる、働く、産む、育てる、生きぬく――。”


戦前から現代まで、時代とともに変わりゆく。

世代の違う女性たちの生きかたを丹念に追い、大切なものを教えてくれる感動長編。


“彼女と子どもを密室に閉じ込めたのは、私たちの世代のせいだ、って思うこともあるわ”


 

家事・育児・仕事の合間を縫って、何ヶ月もかけてやっと昨夜読み終えたこちらの本。


大体、夜子供が寝たあとに、晩酌をしながら読むことが多いのですが、そんなお酒のせいもあってか?母になってさらに涙もろくなってか?(きっと両方ともです)

特に後半は、ほんとうに心に刺さるシーンが多くて、涙で目を滲ませながら読み終えました。


10代の少女の葛藤や非行に走るシーンなど、作者が伝えたいメッセージはとてつもなく沢山あるのですが、その中でも私自身心に刺さったのは、子育てや親子関係のことでした。


戦争を生き抜いて、四度の妊娠・二人の子を亡くし、教え子が子どもを虐待して死なせてしまった、たくさんの悲しみや辛さを経験してきた70代の晶子の言葉は、一つ一つに重みがあります。

強い責任感、お節介で、気遣い上手で、無償の愛を他人に分け与えることができる女性。

一人で育児をすることの大変さを分かっているから、母親たちに手を差し伸べたくなるその優しさ。


晶子のように、自分が生きてきた人生からたくさん学んで、人の気持ちにそっと寄り添えて、温かくて居心地の良い愛情を与えることのできる女性になりたいものです。


三世代のそれぞれの女性たちの生き方、親子・家族のあり方、妊娠出産、

「子育て」が「孤育て」になってしまうことの恐ろしさ、、、


 

生まれたばかりの子どもと二十四時間、二人きりでいたら、誰でもおかしくなるものよ。どんなに理性的な大人だって


だけど、みんな見ていただけ。頼る人のいない彼女に声をかける人は一人もいなかったの


“子どもが生まれたときって、親とじっくり話せるいい機会だと思う”


 

母親が愛情のつもりで子どもにしてきたことが、子供にとっては辛かった。

でもそんな子供が母親の立場になったとき、我が子にも同じことを言われるのかもしれない。


そう考えると、本当に子育てとは正解がなく、難しいものだと思わざるを得ません。


涙なしでは読むことのできないこの作品。

実際に子育てする身になって、初めて本当の意味で登場人物たちの心情を理解できると思います。図書館で何気なく手に取ったのですが、このタイミングでこの本に出会えて本当に良かったです。

同じような立場にある人にも勧めてあげたいのと、「子育て」を「孤育て」にしないために、今後も若い人たちが子どもを持ちたいを思えるように、今よりもっともっと子育てしやすい環境を作るために、、、どんなに小さなことでも自分には何ができるのか考えていきたいです。


自分が命懸けで産んだ子。これから先無限の可能性を持つ子どもたち。手をかけてあげられる時期なんて人生のほんの一瞬。本当は幸せなもので、楽しむべき子育ての時間を、逃げたくなるものにしないために。


子供は国の宝と、当たり前のように国民が思ってくれて。

地域で子育てが当たり前で。

たくさんの大人の目と手と愛情がある中で子供がのびのびと育っていける。


そんな世の中になればいいと心から思います。





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